海外駐在

海外引越し後も日本の家電は使える?経験談も交えてお伝えします

あなたは海外に引っ越す可能性がありますか?
我が家は一度、アメリカへの海外赴任を経て日本に戻って来ました。

海外に家電は持っていけるの?

まんまる
持っていけるものもあるけど、制約が多いよ

家具はそのまま運べば使えますが、家電はそうはいきません。
国によっての違いもあり、考えなければならない事もたくさんありますので、今後海外に引っ越す可能性のある方はぜひこの記事を参考になさってください。

海外で日本の家電が使えない理由

海外では、日本の家電は使えない、使わないことが多いです。

なんで日本の家電が使えないの?

まんまる
それにはいくつか理由があるよ。

  • 電圧が違う
  • 賃貸に備え付けの家電があるかも
  • テレビなどのコードが国によっては違う

それぞれについて解説します。

電圧がちがう

電圧とは、簡単に言うとその地域で流している電気の強さです。
日本と世界の家庭用電圧はこちらです。

電圧(ボルト)
日本100V
アメリカ120V
カナダ110V
中国220V
韓国220V
イギリス220-240V
メキシコ127V
オーストラリア240V
南アフリカ220V

この表を見てもわかる通り、日本の100Vは世界的に見てもかなり低い電圧です。
日本の家電は日本の電圧100Vで最適に動くように作られています。
そこに海外の、例えば日本の倍以上、220Vの電圧が流れたらどうなるでしょうか?

まんまる
結構な確率で壊れます

私が電機メーカーの研修を受けた時、海外向け製品のチェックのために220Vのコンセントがあったのですが…
「絶対に日本向け製品のプラグを海外用コンセントに差さないこと」
と厳しく注意されていました。
簡単に言うと、家電に電圧の負荷がかかりすぎてしまい、壊れてしまうそうです。

参考


逆に、本来220Vの電圧で使う製品を日本の100V電圧のコンセントに差したとしても、大抵の場合は壊れはしません。
しかし電圧が低すぎて正常に作動しない可能性は高いです。

日本の家電製品を海外に持って行ってそのまま使うことはメーカーからも推奨されていないことが多いです。

備え付けの家電があるかも

海外では、家を借りるとそこに備え付けの家電があることが多いです。
例えばアメリカの場合では、ほとんどの家に家電が付いています。
私がアメリカに住んでいた時についていた家電はこちら。

  • 洗濯機
  • 乾燥機
  • 食器洗い乾燥機
  • 電子レンジ
  • オーブン
  • 冷蔵庫

これらは大家さんが用意してくれているので、たとえ故障したとしても大家さんに連絡をとって修理してもらいます。
自分で大きな家電を準備する必要は全くありません。
アメリカだけでなく、世界各国に駐在や留学で住んでいる友人たちから話を聞いたところ、大抵の国で家電は備え付けられていました。
そのため、日本から高い輸送費を払って家電を持って行ったところで邪魔になるだけ、ということになります…
 

テレビなどのコードが国によって違う

テレビ、DVD、ブルーレイにはリージョンコードというものがあります。
リージョン(region)は「地域」という意味の英語で、その名の通り国や地域によって使えるものが違います。
日本と同じリージョンコードの国であれば、テレビやDVD、ブルーレイもそのまま見れるのですが、違う国であればどれも観ることはできません。
引越し先の国のリージョンコードによっては、現地のテレビを観るには現地のリージョンコードのテレビを購入しなければいけません。
ただ、最近はテレビも通常の放送を見るだけではなく、インターネットを経由して海外から日本の番組を遠隔で視聴したり、ネットTVを見たりと様々な使い方ができます。
通常の放送は見ない、と割り切るのであれば、次で解説する変圧器を繋げれば海外でもそのまま使うことは可能です。
 

海外で日本の家電が使える場合

海外で日本の家電が使えない場合の話をしてきましたが、特に電圧の違いという問題では、海外でも日本の家電がそのまま使える場合があります。
それは大きく分けて二つの場合があります。

  • 変圧器を利用する場合
  • ユニバーサルタイプの電化製品の場合

それぞれについてここで解説しますね。

変圧器を利用する場合

海外旅行をしたことのある方はご存知かもしれません。
変圧器とは、流れている電圧の高さを他の電圧に変換してくれる機械です。
日本の家電を海外で使おうと思ったら、海外のコンセントから流れている電圧を日本の家電でも使えるよう、100ボルトに変換してくれる変圧器を使う必要あります。

変圧器を使えば海外でも家電が使えるの?

まんまる
そう!でも変圧器にもデメリットがあるんだ…

一見べんりな変圧器ですが、どうすることもできないデメリットもあります。

変圧器のデメリット

  • 変圧器がかさばる
  • 変圧器を通すとメーカー保証外になる

変圧器はすごく小さい訳ではなく、一辺10センチ以上の箱のような見た目で、2キロ以上の重さのものが主流です。
それを一箇所につき一個つける必要があるので、結構かさばります。
また、変圧器を通して家電を使うことで、メーカーの保証範囲外になることがほとんどです。
あくまでも自己責任で変圧器を通して家電を使うことになってしまいます。
そのため私の周りでも、日本の家電を全て持って行って全部に変圧器をつける!というよりは、どうしても使いたい厳選した日本の家電に変圧器を通して使っている家庭ばかりでした。

ユニバーサルタイプの家電の場合

もう一つ、日本の家電を海外で使える場合があります。
それはユニバーサルタイプの家電の場合です。

ユニバーサルタイプの家電ってなに?

まんまる
世界中の電圧に対応できるように作られている家電のことだよ

ユニバーサルタイプだと、100V〜240Vという世界中の電圧どれを使っても正常に動くことができます。

ユニバーサルタイプの電化製品例

  • 携帯電話
  • パソコン
  • デジタルカメラ など

持ち運びを前提とした商品に多い。
(必ず個別製品で対応かどうかご確認ください)


他にも、最近私が購入したものの中では、ダイソンの掃除機はユニバーサルタイプでした。
おそらく世界中で販売されている商品は電源を分けて製造するよりもユニバーサルタイプで一括生産してしまったほうが良い、というメーカーの判断でしょう。
大体は説明書や公式ホームページに、対応電圧が記載されていますので、そこからチェックしてみてください。

「対応電圧(電源)100V」との記載があれば日本でしか使えません。
「対応電圧(電源)100〜240V」とあれば世界中のどこに持って行っても使えます。

 

海外に行く可能性がある場合の家電の選び方

あなたが海外に引っ越す可能性がある場合、家電の選び方にも注意が必要です。

海外引越しするかもしれないけど、いつになるかわからない…

まんまる
我が家も同じ!家電の選び方を解説するね

我が家は夫の仕事の都合上、いつ海外駐在を言い渡されるかわかりません。
もし海外に引っ越すとなると、せっかく日本で買った大型家電は手放さなければいけないことに…!
いつ引っ越すかわからない状況だと難しいですが、3つのパターンで家電選びをすると良いでしょう。

  • パターン1、売れる家電を選ぶ
  • パターン2、あえてこだわりの家電を選ぶ
  • パターン3、なるべく安価な家電を選ぶ

小型家電であれば海外に持っていくことも可能ですので、大型家電に絞ってお話します。

パターン1、売れる家電を選ぶ

いつ海外に引越すことになってもいいように、最初から家電を売ることを視野に入れて家電を選ぶパターンです。
リサイクルショップもありますし、今はフリマアプリなど個人で家電を売買する手段はたくさんありますので、手間と金額の兼ね合いを考えて売却手段をあらかじめ検討しておくといいですね。
引越し時に家電を売る場合のオススメ選び方は、絶対に有名メーカーのもの、人気のブランドを選ぶということ。
また、売却を前提にしているので、綺麗に使うことも普段から心がけなければいけません。

パターン2、あえてこだわりの家電を選ぶ

たとえ海外に引越すとしても、絶対に持っていきたいほどのこだわりの家電を選ぶというのも一つの手段です。
この場合は海外への輸送費も計算に入れて、それほどまで持っていきたいものか?ということを家電選びの時にしっかりと考えておく必要があります。
また、海外駐在などで日本に帰ってくる予定がある場合は、日本の実家や、レンタルスペースにこだわりの家電を置いておく、ということもできます。
ただし家電は長時間使用していないと劣化しますし、数年後に海外から帰ってきた時にはより良いものが販売されている可能性が高いです。
持っていくとしても、置いておくとしても「どうしてもコレでないとダメ!」という本当にこだわりのものだけを選ぶようにしましょう。

パターン3、なるべく安価な家電を選ぶ

売るのも面倒、そこまでこだわりの家電も見つからない、という場合は、いつ手放しても諦めがつくくらいの、安価な家電を選ぶことが無難です。
残念ながら家電の価格とスペックは比例することが多いので、憧れの機能は諦めないといけないかもしれません…

まとめ

海外に引越す場合の日本の家電が使えるのかをお伝えしました。
海外では特に日本の大型家電は使えないことが多く、海外では日本の細やかな機能のついた家電が使えずに悲しい思いをするかもしれません。
しかし郷に入っては郷に従えという言葉もあるように、現地の家電は現地の生活で使いやすく特化されたものが多いのも事実です。
基本的には日本の家電は日本で堪能し、海外にはこだわりの家電を厳選して持っていき、現地の家電をメインで使うようにするのがオススメです。

まんまる
その土地によって特色のある家電があって面白いよ!

日本でも海外でも、素敵な家電ライフが送れますように!

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