おいしく作れる、鉄分も取れる、と人気の鉄フライパンには油返しが必要と言われています。
フライパンをしっかり温め、お玉一杯ほどの油を入れてフライパンに油をなじませること。
使った油はオイルポットなどに戻す
正直、「面倒くさい」「オイルポットはいらないんじゃないの?」とも思いますよね。
私は思いました。
そこで、オイルポットはいらいないのか、きちんと油返しせずに作った場合と出来上がりは違うのか、確かめてみました!
最初に結論を言ってしまうと、「オイルポットはなくても大丈夫だけど、あったほうが断然良い」です。
鉄フライパンに油返しなしで料理を作ってみた
鉄フライパンの使い方では必ず書かれている油返し。
もし油返しをしなければどうなるのでしょうか?
油返しせずに鉄フライパンを利用することも多い私が、油返しなしで料理したらどうなるかをお伝えします。
我が家で愛用している鉄フライパン
使用する鉄フライパンによって結果が違う可能性もあります。
我が家が使っている鉄フライパンはこちらです。
人気の国産メーカーでお値段は少し高めですが、その分さびにくくてお手入れ簡単という特徴があります。
同じシリーズで玉子焼き器も追加購入するくらい気に入ってます。
油返ししないで鉄フライパンで料理はできるのか
油返しせずに鉄フライパンを使うポイント
- しっかりと空焼きする
- 油は少し多めに使う
- 油はよくなじませる
油返しをせず、オイルポットがなくても鉄フライパンで料理はできます!
ただし、その場合はこのようなポイントに注意したほうが良いでしょう。
しっかりと空焼きする
最初にしっかりと空焼きするかどうかで、鉄フライパンのくっつきやすさが変わります。
煙が出るほど熱するのはやりすぎ、という話も聞きますが、それくらいしっかり熱したほうが使いやすくなることを実感しています。
油は少し多めに使う
通常のお料理よりも少し多め(大さじ2~3)の油を入れましょう。
とくに加工されて油がほとんどいらいないフライパンに慣れている方は、かなり多めの油を意識したほうが良いと思います。
油をよくなじませる
油をしっかりと鉄フライパン全面になじませましょう。
フライパンの表面がきれいに光るように油をしっかり回します。
油返ししない場合はより丁寧な準備が必要
油返しせずに鉄フライパンを効果的に使う場合は、より丁寧に準備することが必要です。
少ない油で工程を減らす分、ひとつひとつを大切にするのが重要です。
そうしないと、鉄フライパンに食材がくっつき、仕上がりもイマイチになります。
油返しをしてオイルポットを使ったほうが簡単
説明通りにオイルポットなどを用意し、油返しをした場合、下準備はもっと簡単になります。
油が多いのでササっと作業できる
しっかり熱してなじませるのは同様です。
しかし、より多い油を使うため、細かいことを気にせずに作業できるのがポイント。
オイルポットでなくても、油を入れられる容器があれば良いですが、やはり専用のものが使いやすいです。
つい面倒だからと油返しをしないまま料理すると、かえって手間がかかるか、仕上がりが微妙なことになります。
ズボラこそオイルポットを使った方がイイ!
油の量を調節しやすい
オイルポットを利用して油返しをしっかりおこなったほうが、油の量は調節しやすいです。
油返しをしたあと、油があまりいらないのであればしっかりオイルポットに油を戻して、そのまま料理を開始します。
油を多めに使いたいのであれば、オイルポットに戻す量を少なくすれば良いでしょう。
油返しをしない場合でも、油は大さじ2~3ほどは必要です。
少ない油にしたい場合はキッチンペーパーで拭きとるなどの手間が必要で、余計に手間がかかります。
オイルポットはいらないのか?油返し以外の使い道
丁寧に料理できるのであれば、オイルポットはいらないかもしれません。
しかし鉄フライパンは油との相性が抜群!
そのため、オイルポットは油返し以外でも活躍します。
とくに鉄フライパンは揚げ物にも最適です。
鉄フライパンを購入した後は揚げ物の機会が増えるのではないでしょうか。
我が家では鉄フライパンを買ってから頻繁に揚げ物をするようになりました。
揚げ物専用の鍋は使わなくなってしまった…
揚げ物をした後、オイルポットがあればその油を油返しに再利用することも可能です。
以前は「オイルポットはいらないのでは?」と私も考えていました。
しかし今ではオイルポットは鉄フライパンに欠かせないパートナーだと考えています。
鉄フライパンにオイルポットはいらないのか?まとめ
鉄フライパンで料理するときにオイルポットは本当にいらないのか、まとめてみました。
- オイルポットがなくても鉄フライパンは使える
- オイルポットを使わない場合、より丁寧な下準備が必要
- オイルポットと鉄フライパンの相性が良いので、使うことをおすすめ
オイルポットはなくても大丈夫ですが、あれば鉄フライパンをもっと楽しめます。
鉄フライパンで揚げ物をしたい、手間を減らしたい、という方には、オイルポットをおすすめします!