安くて
子どもも興味持ってくれて
英語フレーズが覚えられる
そんな絵本ないかな?
色々探してみたところ…ありました!
Sight Word Readers(サイトワードリーダーズ)というものです。
CDなしもありますが、私はこちらのCD付きを購入しました。
価格といい、効果といい、これは文句なしにオススメですっ。
サイトワードリーダーズとは?
サイトワードリーダーズとはアメリカなどの英語圏でも販売されている、子ども向けのことばの絵本セットです。
アメリカのAmazonで同じ商品を見たところ、なんとレビュー数8,000件以上!
アメリカでもとても有名な本のようです。
セット内容 | 8ページの絵本×25冊 32ページのワークブック×1冊 絵本読み上げCD×1枚 |
値段 | 絵本1冊あたり120円弱から。※ |
紙質 | 表紙も紙もペラペラ。 |
製本 | ホッチキスで本の中心2カ所止めているだけ。 すごく乱暴に扱うと、ホッチキスの針の先が危ないかも。 |
大きさ | 小さくて薄い。 14センチの正方形。 |
※AmazonのCD、ワークブックなし2,807円(2021年7月22日)の商品から計算しました。
紙がペラペラで薄いです。
ホッチキスで2カ所止めてあるだけの製本。
このペラペラさ、製本の雑さ…
これぞアメリカって感じもします…
本の作りとしたはかなり雑なので、飾って楽しむのには向かないと思います。
サイトワードリーダーズの意味は?
サイトワードリーダーズはSight Word Readers。
Sight Wordとは、直訳するなら、パッと見(Sight)ことば(Word)という感じです。
ひとめ見て直感的に分かるべき、読み書きでもひんぱんに出てくる言葉のこと。
リーダーズ(Readers)
読む人、もしくは読むもの。
英語でも、いちいち言葉の意味を考えなくても理解できるようにするのが、このサイトワードリーダーズの目標です。
「a や this、of、toなどのしょっちゅう出てくる言葉でも「これはこういう意味」とハッキリ言えるものは少なく、それぞれの意味を学ぶのには少し工夫が必要です。
そこでこのサイトワードリーダーズでは、よく使われる言葉 50個を読むための練習ができるようにしています。
子どもと一緒に読むことで、英語のキーワードに対する子どもの理解を深め、読むという成功体験を得られます。」
サイトワードリーダーズのワークブック1ページから抜粋(意訳しました)
どこが出してる?
こちらはスカラスティック(Scholastic)というアメリカの会社が出版しています。
1920年から100年以上、教育にまつわる出版をしてきた歴史のある会社です。
なんとハリーポッターをアメリカで発行したのもスカラスティック!
日本語の説明はある?
こちらは英語圏で販売されているものと全く同じものを買うことになります。
そのため、中身は全部英語です。
ただ、中身はシンプルな英語、かつCD付きもあるので、英語が苦手でも心配いらないかと思います。
パッと見て理解できる、という目標を考えると、日本語での解説は不要です。
が、親としては日本語解説がほしい時もありますよね。
楽天のとある店舗で買えば日本語の使い方解説がついてくる、という情報もあったのですが、今は取り扱いがないのか?見つかりませんでした(2021年7月現在)。
そのため、次で使い方も詳しく解説しますので、参考になれば嬉しいです。
サイトワードリーダーズの使い方
サイトワードリーダーズの使い方は、ワークブックの2〜3ページに詳しく書かれていますので、意訳しながら解説します。
結構しっかり、キッチリとした使い方の解説、という印象なので、どこまで実践するかは各ご家庭で判断してくださいね。
英語教室でもそのまま使えそうな使い方の解説です
サイトワードリーダーズの単語
まず、サイトワードリーダーズで学べる単語は以下の50個。
I | ride | play | my | little |
look | me | run | a | up |
that | like | they | help | find |
here | did | want | one | you |
what | this | have | we | will |
see | on | with | can | big |
for | too | said | funny | down |
pretty | to | go | at | the |
are | it | new | two | and |
in | is | three | get | fly |
この単語表は、サイトワードリーダーズのワークブックに載っている順番そのままに書きました。
アルファベット順でも品詞順でも本で出てくる順でもない…
なぜこの順番なのか…謎です。
日本でも最初に習うような、基本の単語ばかりです。
でも意外と
「aとtheのちがい」
「atとinの使い分け」
など、ちゃんと学ぶとむずかしい言葉もたくさんありますね。
このあたりのニュアンスの違いを見ただけでわかると良いですよね
サイトワードリーダーズ公式おすすめの使い方
以下、ワークブックの中に書いてある使い方をそのまま意訳します。
- 表紙を子どもといっしょに見ます。
- 右上にある2つの単語を指さして、この本の中で出てくることを説明し、子どもといっしょに口に出して単語を言ってみましょう。
- 本を子どもといっしょに読みます。
- ストーリーについて話し合いましょう。 絵でどのように内容を表しているか話してみましょう。
- 2つのサイトワードをどのように理解しているか、子どもに聞いてみましょう。 もう一度サイトワードを声に出していっしょに読みます。
- さらに数回、同じ内容の本を読み返します。 サイトワードを強調しながら読むといいでしょう。
- ワークブックの4〜28ページの該当箇所をやってみましょう。 子どもの手助けをしながら進めていきます。
- すべてのお話を読み終わったあとは、ワークブックの最後、29〜32ページにある単語探しをして、さらに理解を深めましょう。
本来、アメリカでも読み書きを覚え始める年齢である5〜6歳を対象にしている本なので、これだけ細かい指示が書かれているのでしょう。
個人的な感想ですが、これを未就学児の親子でやるには少しハードルが高いかな、と感じました。
英語教室と違い、親子間だとお互い甘えもありますし、この通りに進められる家庭は多くないでしょう。
ただ、家で英語に親しむ分にはこの通りに進める必要もないと思います。
英語をキライになっちゃったら本末転倒だしね
好きに読むだけでもいい
サイトワードリーダーズでは、25冊もの絵本がありますので、ザッと全部だして
「どれにする?」
と聞けば、その時の気分でサイトワードリーダーズの中から選んでくれます。
サイトワードリーダーズ付属のCDであれば、ひとつのお話につき3回ずつ続けて読み上げてくれますので、じゅうぶん耳に残ります。
- 効果音入りの子どもの声
- 発音のお手本となる男性の声
- BGMつきの女性の声
どの本も短くて真似しやすいフレーズばかりなので、
「Me too!」
「Run!」
などかんたんなものであれば2歳児でもすぐリピートして言うようになります。
音声ペン付きもある
サイトワードリーダーズには音声ペン付きもあります。
毎回CDをかけたり、親が読んであげたりする手間がなく、子どもが自分でかんたんにお手本の音声を聞くことができるのが最大のメリットです。
下にリンク貼りましたが、お値段はかなり上がります
すでに音声データは入力されており、タッチペン用のシールも貼ってあるのですぐに使えます。
他にもタッチペンとして使いたい音声データがあるなら、G-talkに自分で設定して使えます
他に音声タッチペンとして使いたいものがあるなら、これを機に買うのもいいかもしれません。
サイトワードリーダーズのここが良い!
私が考える、サイトワードリーダーズ(sight words readers)を使うメリットはこちらです。
- とにかく安い
- 子どもが興味を持ちやすい
- マネしやすい英語
- かさばらない
それぞれについてご説明します。
とにかく安い
サイトワードリーダーズを私が買おうと思った1番のポイントは安さです!
最初のほうでも少し触れましたが、価格はオドロキの絵本1冊あたり120円弱!
そんな値段でこの考えぬかれた英語絵本が買えるなんて…
私自身は英語は一応読めますが、発音はネイティブではありません。
せっかくならより良い発音を聞いてほしい、ということで、フンパツしてCDとワークブック付きにしましたが、それでも安い!
英語の読み書きはまだいいかな、と思っているのでワークブックは元々使う予定がありませんでした。
CDはとてもオススメです!
安いだけあって、製本はかなり雑で、紙質も良くはありません。
ただ絵本1冊120円弱という値段を考えると、私にはじゅうぶん許容範囲でした。
子どもが興味を持ちやすい
サイトワードリーダーズは25冊も絵本がついてきます。
それぞれのテーマもいろいろで、絵柄もバリエーション豊かです。
息子は動物がたくさん出てくる「Run!」
娘はかわいいお花の「Guessing Game」
がお気に入り!
これだけあればきっと好きな本が見つかります。
それにたくさんの本を目の前にドバッと出されると、大人も子どももなんだかワクワクしますよね。
このワクワク感を持たせてくれるのも嬉しいポイントです。
ちなみに、イラストでなく写真の「nonfiction(ノンフィクション)」バージョンもあるので、子どもの好みに合わせて選ぶこともできます。
マネしやすい英語
サイトワードリーダーズの英語はとってもシンプルで、1ページに1文の短い英語が書いてあるだけです。
しかも重要なサイトワードの繰り返しなので、思わずマネしたくなる言葉ばかり。
このシンプルな繰り返しで、日本人の小さな子どもでもマネしやすい英語になっています。
ちょっとしたフレーズに触れる、というならこのサイトワードリーダーズでじゅうぶんです。
最初に書いたように、サイトワードリーダーズで使われる単語はかなり簡単なものばかりです。
もしお子さんがすでに英語を読めるなら少し物足りなく感じるかもしれません。
かさばらない
絵本自体も小さなサイズで、1冊が薄いので、写真のように全部合わせても片手でかんたんに持てるくらいです。
ハードカバーの絵本だと1冊でも結構かさばりますが、サイトワードリーダーズなら置き場所には困りません。
置き場所は本棚でもいいですが、リビングのすみにちょっと置いておいても邪魔にならないサイズ感は嬉しいです。
購入時についてくる箱に入れておくとよりスッキリまとまりますね。
迷ったら、とりあえずサイトワードリーダーズ
子どもに英語を、と思っても何から始めて良いかわからない、
お金はそんなにかけたくない、
ゆるくおうち英語をしたい、
がっつりおうち英語をがんばりたい、
そんな幅広い要望でも
「とりあえずサイトワードリーダーズ」
という選択は大いにアリです。
英語の読み書き入門なので、公式では5〜6歳対象と書かれています。
しかし実際は絵柄もかわいく、目を引くデザインなので1歳児くらいの小さな子どもでもじゅうぶん楽しめます!
長く使えるし、かさばらないので、本当にオススメです!
無料教材は「完全無料!あなたにおすすめタイプ別幼児教材ガイド」にまとめてあります。
ご参考になればうれしいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!